「神様のくに」として知られる出雲市。
縁結びで有名な出雲大社。
その社を守るように深緑の弥山が
ゆったりと横たわる。
すぐ近くには
日本海をトレースするように続く
ドライブウェイ。
車で走り抜けると、
海から吹く心地よい潮風が鼻をくすぐり
緑色のじゅうたんのような田んぼのあぜ道を
子どもたちが自転車で駆け抜ける。
おだやかな宍道湖を染める
オレンジ色の夕陽。
そのほとりを走るのは
夕陽と同じ色のばたでん(一畑電車)。
いつもの景色をあらめて眺めてみると
ふだんは気にもとめなかった風景が
奇跡のように思える瞬間がある。
足りないと思っていた何かは
もうすでにここにあったのだ。
何気ない毎日が、いいねと思える
いずもを楽しむ
朝もやの中に神様を感じる明け方の出雲大社
夏雲と日御碕の灯台
ビールを片手に聞く海の音
色とりどりの落ち葉を踏み分けて進むお寺の参道
タイムスリップしたみたいな旧家前をカメラを下げて歩く
これがわたしのお気に入り
いずもで食べる
ほっこりおいしい出雲そば
宝石みたいな和菓子
ホタテの入ったたこ焼き
スーパーに並ぶ大粒のしじみ
お気に入りの喫茶店のコーヒー豆
これがわたしのご褒美
いずもで暮らす
ノスタルジックな商店街
境目のない海と空、降り注ぐような満点の星空
アパートの横の田んぼに佇むサギ
これが私のまち
そして「おかえり」と笑顔で迎えてくれる人たち
思わず「ただいま」と言ってしまう出会いがここにある
いずものプロフィール
ヤマタノオロチ伝説で有名な
斐伊川のほとり
出雲市では
新しい技術の息吹と一緒に
古い文化の息遣いも聞こえてくる
はじめましてのかたにも
おかえりのかたにも
いずもの「今」をご紹介
いずもを応援する
いつまでも変わらぬこの町も、
人とともに変わるこの町も、
愛すべき場所である。
変えないために、変えるために、なにかできるかしら。
そうして送るわたしの気持ち。
海と山、町の至る所から「だんだん」の声が返ってきた。